冬休みが終わって、学校に集まった生徒たちは、休みの間に、素晴らしいことが起こっていたのを発見して叫び声を上げた。
それは、みんなの教室用の電車が並んでいるのと反対側に……つまり弘道をはさんだ向こうの花壇のわきに、もう一台、電車が来ていたんだけど、それが、冬休みの間に、図書室になっていたからだった。
そして、何でもできちゃって、みんなが尊敬している小使いのおじさんの良ちゃんが、よほどがんばってくれたとみえて、電車の中には、たくさんの棚が出来ていて、いろんな字や色の本が、ズラリと並んでいた。
そして、そこで本が読めるように、机や椅子も並んでいた。校長先生は、いった。
「これは、君たちの図書室だよ、ここにある本は、誰でも、どれでも読んでいい。
『何年生だから、どの本』とか、そういう事は考えることはないし、いつでも、好きなときに、図書室に入ってかまわない。
借りたい本があったら、家に持って帰って読んでいい。
その代わり、読んだら、返しとけよ。
家にあるので、みんなに読ませたい本があったら持ってきてくれるのも、先生は、うれしいよ。
とにかく、本をたくさん、読んでください」みんなは、口々に先生に言った。
「ねえ、今日の一時間目は、図書室にしよう!!」
「そうかい」と、校長先生は、みんなが興奮しているのを見て、ちょっと、うれしそうに笑ってから、いった。
「じゃ、そうしようじゃないか」
そこで、トモエの生徒、全員、五十人が一台の電車に乗り込んだ。
みんなが大騒ぎで、それぞれ本を選んだあと、椅子に座ろうとしたけど、すわれたのは半分くらいで、あとは立ったままだった。
だから、本当に、それは、満員電車の中で、立ったまま本を読んでるような光景で、見てるだけでも、おかしかった。
でも、みんな、もう、うれしくて、たまらなかった。
トットちゃんは、まだ、字は、そんなにたくさん読めなかったkら、「面白そうな絵」の入ってる本を読むことにした。
みんなが本を手にして、ページをめくり始めると、ちょっと静かになった。
でも、それは、ほんのちょっとの間で、そのうち、あっちでも、こっちでも、読みあがる声だの、わからない字を誰かに聞く声だの、本をとりかえっこしようとしてる声だの、笑い声で、いっぱいになった。
中には、”歌いながら絵を描く本”というのを読み始めたために、大きい声で、
寒假结束,学生们又回到学校来上学了。他们发现,放假期间学校又添了一样了不起的东西,因而高声叫了起来。
那就是在大家作教室用的这排电车的另一侧,……也就是隔着礼堂的对面的那个花坛旁边,又来了一辆电车,并在寒假期间把它改成了图书室,而且一切都布置好了。看来这是受到大家尊敬的勤杂工阿良叔叔付出辛勤劳动所取得的成果。电车里搭了很多架子,上面摆着一排排各种故事书和五颜六色的画书。为了便于阅读,里面还整整齐齐地摆上了桌子和椅子。
校长对同学们说:
“这就是你们的图书室。这里的书,大家可以随便读。什么‘哪年级的学生可以读哪些书’啊,根本不必考虑这个问题,只要你们高兴,什么时候到图书室来都没关系。也可以把想借的书带回家去看。不过有个条件,看完了可要送回来哟!如果家里有什么想给大伙看的书,同学们把它带到图书室来,老师也非常欢迎。总而言之,希望大家读的书越多越好。”
同学们七嘴八舌地对校长说:
“今天第一节课就在图书室上吧!”
“大家想去吗?”
校长看着同学们兴奋的样子,高兴地笑了,停了一会儿才说:
“好,就这么办吧!”
于是,巴学园全校五十多名学生都进了一辆电车。大家吵吵嚷嚷地选好了自己要看的书,然后准备坐到椅子上,可是只有一半人有座位,剩余的人就只好站着看了。这情景确实就象在挤满人的电车里站着看书似的,只从这点来看也够有意思的了。然而,同学们却高兴得不得了。
小豆豆还没识那么多的字,所以便挑了一本有“有趣插图”的书来看。大家手里拿着书一页页地看起来,这时图书室里才稍微安静下来了。但这仅仅是一会儿的工夫,紧接着满屋子又热闹起来了,有高声朗读的,有的向其他人问不认识的字的,还有嚷着要彼此交换书的,也还有放声大笑的。其中还有的孩子因为在看《边唱边画》这本书,于是便放开嗓门唱了起来: |